自分に素直に生きましょう!
テレビが映らなくなってしまいました。
今度こそホントに、ご臨終のようです。
でも2年前から、何度も復活していたので、あきらめきれず、スイッチを何度も入れてみたりしている今日この頃。
無くしたオモチャをあきらめきれない子供のよう。非常に寂しい…。
でもテレビを見る時間と、お金持ちになる確率は、反比例するとかいう話もあるのです。
最初に京大に受かったときも、浪人中はアパートにテレビはありませんでしたし、この際、無しでしばらくすまそうかと思いました。
そうは思うモノの、あんまりにも寂しいので、散歩をしたりしていたのですが、やっぱり空虚感が募ります。
で、テレビの代わりに、yahooなどの動画ニュースなどを見ていたのですが、これってテレビと違って、自分でニュースを選ばないといけないんですね。
これが思ったより、大変。
で、思いました。
テレビって言うのは実は、いろんなおかずがちょっとずつ入っている「幕の内弁当」とか、毎日内容が変わる「日替わり定食」だったんですね。
だから、自分で適当なおかずを詰め無ければならなくなると、途端に困ってしまいます。
テレビがあったときは、楽だったなあ…。
おもしろいことも、役に立つことも、ちょっとずつ教えてくれて。
そんな感じです。
中学生・高校生の皆さんは、学校や塾のカリキュラムをこなすのが大変だと思っているかもしれませんが、それって相当、楽してるんですよ。
とりあえずこなしていけば、確実に学力は上がるし知識も増える。
大学に入ったり、社会に出たりしたら、何を勉強すればいいかということ自体、自分で選ばなければなりません。
一生懸命やっても、まるで見当はずれの努力だった…
何年もムダに、人生を過ごしてしまった…
そんなことが、山ほど出てきます。
もちろんみんな、後から気づくことですが、高校生くらいになると、自分の選択がもう将来に影響し始めているのです。
で、誤った選択をしていると、それを取り返すのに何年も何十年もかかったりする。
私なんか、未だに取り返せていない気がします。
ですので、このメルマガを読んでいる皆さんには、失敗したと気づいたら、すぐに引き返す勇気をもってもらいたいと、思います。
今春、受験に失敗した方も、中途半端な決断は止めて、努力するなら努力する、あきらめるならあきらめる。
ぐずぐず考えている時間ほど、ムダなモノはない。
迷ったなら、本でも山ほど読みなさい。
実用書でも、対談本でも、趣味の本でも、何らかのインスピレーションを与えてくれるでしょう。
変に英単語の復習をしたり、問題集をやったりせずに、一回受験勉強をスパッと止めて、本を読んだり映画を見たりして、自分の心に正直になってそれからまた走り出しましょう。
編集後記
今、yahoo会員は、エヴァンゲリオンの1〜5話を、タダでみれるというので一気に見てしまいました。
エヴァンゲリオンももう、10年近く前の作品なんですね。
その前にヒットしたのがマクロスで、その前がガンダムで、さらに前が宇宙戦艦ヤマト。
私はヤマト世代です。最初の放映時、中学生でした。
そのころに、アニメ・オタクという言葉ができました。
電車男みたいに、紙の手提げ袋を持って、Dパックをしょって「オタクは…」っていう若者が、初めて登場したのです。
宇宙戦艦ヤマトの映画を見に行っても、そういう人がたくさんいました。
当時の映画館の中は、恋人同士で見に来る人と、グッズを山ほど入れた紙袋を下げた若者グループで占められるという、なんか不思議な空間でした。
でも私は、どちらでもありませんでした。
中途半端ほど、つまらないモノはいですね。
自分に素直に生きましょう!