1色を使うわけ
TO DOリストを作るときに、付箋を使う。
ただし『 色は、1色のみ、使ってください』。
科目ごとに分けたい…ということもあるでしょうが、そうすると、意味がなくなります。
なぜかというと、これは、優先順位を示すからです。
最初、黄色の付箋を使っていて、次に青色に移ったとしましょう。
そうしたら、一時期、黄色と青色の付箋が混じることになります。
青色の付箋の中に、黄色い付箋があれば、それは『やり残し』です。
つまり、やり残したことが色違いで、どんどん残っていくわけです。
色違いは、目立ちます。
だからそれを先にやろうという意識が、働いて、それをこなせるわけです。
ただし、どうしても残っていく付箋があったら、それをやるやり方を、再検討します。
なぜそれが残るのか?
その内容の、優先順位はどうか?
できない理由は何か?
そういうことを、再検討します。
で、優先順位によって3つに分けて考え、対策を練ります。
つまり、(1)それは、絶対にやらなければならないことなのか?
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YESなら、次に。
NOなら、その付箋は捨てる。
(2)絶対にやらないことなら、いつまでにやらねばならないのか?
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1ヶ月以内なら、次に。
2ヶ月以上後なら、新しい色の付箋に書き換えて、一番うしろに貼る。
(3)1ヶ月以内にやらねばならないなら、どうやるか。
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とにかく、2日、それだけやってみる。
もう少し細かく細分化してみる。
要点だけ、暗記してみる。
基本問題だけ、やってみる。
…などなど
そうやって、細かく対策を練っていくわけですね。
クセをつけよう
基本的には、その日にやることだけを付箋に書き込んで、それが終わったらノートにドンドン貼り付けていく…、ただそれだけです。
その日やることは、マインド・マップを見ながら考えればいいことですから、スケジュールは気にせず、体調が悪ければ、「寝る」「休む」とでも書いて、その通りにすれば構いません。
それから、一週間たってもやらなかったことは、やるかどうかもう一度考えましょう。
ええい! と全部一度はがしてしまって、保留にするモノは、成果ノートのうしろから貼っておけば、いいんです。
その日にやる分だけ、始める前に書いて、それだけやる。
目の前には、とにかく今やることのみ、付箋を貼っておきましょう。
(1)やると決める
(2)やることを具体的に表明する(付箋に書く)
(3)やる。
(4)やったことを記録する(やった付箋をノートに貼る。
箱にでも放り込む)
というサイクルを、毎日繰り返せばいいだけです。
やれなかったことは、やるかどうかもう一度考えて、また次の日に付箋に書けばいいだけです。
淡々と、やりましょう。