大学合格まで、最後の数週間、突っ走れ
あなたが行く大学は、決まりましたか?
決まったなら、すぐに勉強を始めましょう! まずは過去問を、時間通りにやってください。
一番新しいモノで良いと思います。
センター試験は、1科目が60分で、85%くらいの得点を取る必要のある試験でしたから、速さと正確性が大事でした。
でも2次試験は、120分以上の時間で、60〜75%の点数を取ればいいテストです。
問題の数も、難易度も、問題の傾向や合格得点率も、センターとはまったく別のテストですから、早くゴールを再設定しましょう。
気持ちを切り替えるには、模擬テストのようなことをくり返しやることです。
そうして、どの科目はあと何点くらい必要か、それを取るためには、何をすればいいかを、マインドマップやマンダラ・チャートにどんどん書いていきましょう。
そうしたら、だんだん体勢が整ってくるはずです。
そしてゴールをしっかり見据えたら、あとは走り出せばいいだけです。
読みやすい答案を作ろう!
自然な日本語を書くと言うことに、気を付けましょう。
採点官は、あなたとはなんの面識もない他人です。
初めて会う人に対して説明するんだという気構えで、答案を書きましょう。
図やグラフは、子供や後輩に見せて説明するようなつもりで描き、説明には、句読点を多めに入れましょう。
英文和訳で、わけのわからない日本語を書かないように。
玉虫色の、どうとでも意味が取れそうな答案は、×です。
ここではきものをぬいでください…なんていうのは、ダメです。
確実に意味をつかんでいるよ…ということを、ハッキリ示さなければなりません。
記述試験ですから、減点しようと思えば、いくらでも減点できますので、・必要なことは書く、・不必要なことは書かない。
ということが大事です。
そして失点を1点でも減らし、点数を1点でも多く積み重ねることが大事です。
勉強しすぎで、消耗しないように
それからもう一つ。
コンディショニング(体調管理)に気を配りましょう。
試験や勉強しすぎで、消耗しすぎないように気を付けてください。
併願で私学も受けられると思いますが、試験というのは、もの凄く消耗します。
勉強しすぎや、夜食なども、頭をぼやけさせる原因になります。
ですから、疲れたらすぐに、しっかり休むように。
2次試験までは、4週間ありますが、1週間くらいは風邪などでダウンするのも想定に入れて、合格計画を立ててください。
勉強時間も、不安でしょうが、少し減らしてください。
理系の人なら、英語2〜3時間、数学2〜3時間、理科2〜3時間くらいが限度です。
それ以上やってもムダです。
残り時間が少ないのですから、ムダなことは極力排除しましょう。
頭が働かなくなってきたら、それ以上やってもムダ。
体操でも呼吸法でもストレッチでもやって、休メ。
30分以上取り組んで、それでも解法の糸口が見つからないなら、それ以上やってもムダ。
付け焼き刃でもいいから、解答を丸ごと覚えて次へ進メ。
そして試験は昼間で、アウェイなんですから、早寝早起きして、試験時間に合わせた生活をする。
遠くに受験しに行くのなら、暇な時間で受験先の情報を集めておく。
とにかく準備・準備・準備、です。
まずは あなたが行く大学を決めて、願書を出せ!
これが今のあなたのミッションです。