ロザン宇治原の5分だけ勉強法とは?
スクール革命で、ロザン宇治原君が、脳科学に基づいた勉強法というのを紹介していた。
その1は、勉強を始める前の儀式を決めておくと言うこと。
宇治原君がやっていたのは、勉強机の整理整頓。
勉強に関係ないモノを机の上から取り除くと言うことだった。
ノートの位置や参考書・問題集の位置、それから時計や筆箱の位置など、決まった形にまず整えると言うことらしい。
これを「ルーチン」とか「ルーティン」と言うらしい。
ルーチン・ワーク(ありふれた、いつもの仕事)と言うヤツだね。
こういう儀式のようなモノを行うことによって、「これから勉強を始めるんだ」ということを脳に伝えるのだという。
いわゆる「勉強スイッチ」「やる気スイッチ」の様なものだね。
それから、暗記などは、感情を伴う形で覚えろと言うのもあった。
歴史などを覚えるときは、「すごいな〜」とか「こわいな〜」とか「ずるいな〜」など、感情や感想を口に出して読むと、覚えやすいと言う。
これは、脳の「海馬(かいば)」と言う器官が、「生存に必要な知識を優先的に記憶する」という機能を持っているからだという。
これは、「高校生の勉強法」の本にも書いてあったね。
海馬(かいば)というのは、脳の真ん中当たりにある器官で、タツノオトシゴのような形をしているので「海馬」というらしい。
ここでは、必要な記憶と不必要な記憶を分類して、必要な記憶を残すという「記憶の番人」のような役割をしている。
なので、この番人に「この記憶は大事だから、ちゃんと記憶しておこう」と判断してもらわないといけない。
それには、「怖い」とか「恐ろしい」などという感情を伴った経験が、効果的だということらしい。
5分間だけガマンして勉強するで、最後は、やる気がないときにどうするか、と言う話になった。
そう言うときにどうするかというと、「5分間だけ集中して勉強する」ということだった。
5分間だけがマンして勉強を続けると、脳は勉強モードにはいることが多く、そのまま勉強を続けることができる場合が多いという。
そう言えば、試してガッテンで以前、高所恐怖症を克服するという時にも、5分間だけそのままガマンすると言うのがあったが、そう言うやり方らしい。
ただ、それでも勉強モードに入れなければ、あきらめて昼寝でもした方がいいらしい。
昼寝をすると、「やる気」物質が多少回復するしね。
ということで、今回の収穫は、5分間集中勉強法でした。