分からない問題でも、とにかく問題をにらもう
大学受験はまもなく国公立の2次試験ですね。
その前に私学の試験もあるわけで、センター試験が終わったあとというのは、5週間あると言っても、ほとんど何もすることがないわけです。
じゃあ、復習や過去問ばかりやっていればよいかというと、そうでもないんです。
復習も過去問も、一回見たことのある問題だから、頭がそれほど働かないんですね。
既習の問題を解くときと
初見(初めて見る)の問題を解くときとでは、頭の使い方が違うんです。
模試や試験会場で、問題を見た瞬間
「全然わからん、、、、」と思った人も多いでしょう。
とくに国公立一本で、浪人がかかっている本番の入試では、「うわ、まずい、落ちてしまう、、、」と
さらに焦ったりします。
たとえ解ける問題であっても、初見の問題となると、そうやって解法の糸口さえつかめないことが多い。
だから復習や過去問ばかりやっていたら、頭は解法の糸口を探す事を忘れてしまいます。
頭が糸口を見つける作業は、入試では最重要ですから、この能力を常に磨いていなくてはいけません。
だから受験直前は、毎日、新しい問題に当たっていないと、いけないわけです。
新しい問題を毎日やる場合、必ずそれは解かねばなりません。
わからないから、またあとで、はダメなんです。
だって、入試本番でそんなことはできませんから。
たとえ全くわからなくても、問題をにらんで、どこかに解法の糸口がないか、探さないといけません。
英語でも、数学でも、とにかく問題をにらんで、どこかに分かるところはないか、ヒントになるものがないか、もがく必要があります。
印を付けたり、表を作ってみたり、絵や図を描いて色々考えてみたり、何が何でも解かないといけません。
だから少なくとも英語と数学は、週に3回以上は新しい問題に当たってください。
新しく解く問題は、同じレベルの学校の過去問でも良いですし、書く予備校が出している実践問題集でもいいです。
あるいはネット上にアップされている、私立大学の問題も、使えます。
最後の最後まで、もがきましょう。