どうすれば、できる身体を作ることができるの
できるヤツになるためには、できる身体をつくらなければなりません。
でもどうすれば、できる身体を作ることができるのでしょう?
これをできるヤツに尋ねても、教えてはくれません。
なぜならできるヤツというのはたいてい、小さい頃に何かを一生懸命やっていて、いつの間にかできるようになっていた人たちですから。
「子供の頃から、ずーっとやっていた」
「飽きるまで、できるまで、ずーっとやってた」
きっと、そんな答えしか、帰ってこないでしょう。
できるヤツになるためには、できる身体をつくらなければなりません。
でもどうすれば、できる身体を作ることができるのでしょう?
これをできるヤツに尋ねても、教えてはくれません。
なぜならできるヤツというのはたいてい、小さい頃に何かを一生懸命やっていて、いつの間にかできるようになっていた人たちですから。
「子供の頃から、ずーっとやっていた」
「飽きるまで、できるまで、ずーっとやってた」
きっと、そんな答えしか、帰ってこないでしょう。
彼らはきっと、子供の頃からオモシロがってそれを無我夢中でやっていたのです。
知識が増えることを快感に思っていたのか、それとも答えが合う達成感を追いかけていたのか、そのあたりはよくわかりませんが、とにかく無我夢中でやっていたのです。
そして実は、今も子供の状態です。
子供というのは、オモシロいと思うと、もうそればっかりやっていますが、そんな状態です。
そういう状態で、どんどんできるヤツになっていったのです。
では彼ら彼女らのように、できるヤツになるためには、どうすればいいでしょう?
子供心に戻れ
答えは簡単です。
あなたも、オモシロがってやるだけです。
言ってみれば「子供心に戻れ!」ということです。
でもそんなに簡単に、子供のようにオモシロがって勉強することなどできないでしょう。
ならば、簡単な問題集に戻って勉強するというのも、有効な手段です。
問題が解けないのは、面白くないです。
それならドンドン解けて面白いレベルのところまで戻って、そこからやりなおせばいいのです。
受験問題集が難しければ、1?2年生向けの薄っぺらい問題集をやってみる。
それも満点取れなければ、高校入試用の問題集をやってみる。
そうすることによって、新たな発見や自分の弱点が見つかったりします。
だから私は「?が苦手なんですが…」というお尋ねには、いつも「小学生高学年の問題集から始めましょう」とか、「スラスラ解ける、簡単なうすっぺらい問題集から始めましょう」というアドバイスをしているわけです。
ところがそうアドバイスしても、「そこまで戻る必要はないんじゃないですか?」ということを言ってくる人が殆どです。
自分は高校生なんだから、小学生の問題集なんて…と、ヘンなプライドがあるのでしょう。
でも国語なんて、小学校高学年くらいの問題集でも、なかなか満点は取れません。
小学生レベルでも、あらすじを過不足なく書く問題などは、相当難しいのです。
ましてやその答えを出した理由を尋ねられても、うまく答えることは難しい。
数学だって中3くらいの証明問題なら、ちゃんとした答案を作るのは難しいはずです。
だからやる価値は十分にあるのです。
武術だってダンスだって、壁にぶつかったら基本の動作に戻りますし、さらに歩くことや立つことまで検討し直すこともよくあります。
中にはハイハイからやるところだって、あるのです。
何かの技を会得したりプラトーを打破するために、一番最初まで遡るのは極々普通のことですから、困ったときは必ず少し前に戻る。
それでもダメなら、最初まで戻る。
それができるヤツになる究極奥義です。