試験会場というのは、何度も書きますが、アウェイ(敵地)
試験会場というのは、何度も書きますが、アウェイ(敵地)なんですから、意識している・いないにかかわらず、何らかの別のハプニングも、同時に起こっていることが多いのです。
見たこともないような感じの問題が出題される以外にも、となりではクシャミばかりしている受験生がいるし、貧乏揺すりをしている受験生もいる。
私なんか京大受験の時、2メートルくらい離れた別の列の受験生から、
「貧乏揺すりはやめてください」
と怒られた経験があります。
また試験会場の空調が整っていれば問題はないでしょうが、古い校舎のスチーム式の暖房なんかだと、座る位置によって暖かかったり、寒かったり。
試験中は、カンニング防止のために、上着は脱ぐか、あるいはしっかりボタンやファスナーを上げて着るかのどちらかになりますから、身体にカイロなどを入れている時は、着るか脱ぐかで熱すぎたり寒すぎたり大変です。
着込んで、熱すぎて、手を挙げて脱がしてもらったら、こんどは汗がすぐに冷えて、寒くなってしまう…なんてことは、2時間半の試験時間中に、しょっちゅう起こります。
このメルマガではよく、「受験本番は真冬だぞ!」と書きますが、要するに、受験本番では、問題が解けるかどうか以外にも、たくさん攪乱要素があるんです。
だから、試験問題についての対処法くらいは、シミュレーションを重ねてしっかり身につけておかないと、話になりません。
そのためには、毎日新しい問題に当たる必要があります。
過去問や実践問題集で、まだやっていない回がある場合は、それに挑んでください。
そう言うモノをやり尽くしたヒトは、有名私大の今年の問題がもう予備校のwebサイトにアップロードされていますので、それをやってもいいでしょう。
あと1週間。
後悔しないように、準備しましょう。