苦手な人は、中学まで戻ろう!
前回、とにかく点数を取るには、比較的独立した単元から攻略すべきだ…と言うお話をしました。
しかし入試においては、それだけでは点数を取るのは難しい話です。
と言うのも受存数学のメインは、やはり三角関数・ベクトル・微積分だからです。
難関大学の入試で、これらの分野からの出題がないなどまず考えられません。
だから数学で点数を取ろうという受験生は、こちらの勉強がやはりメインになります。
そして勉強の順番も、三角関数をまず習得し、その後ベクトル、微積分という形で進めばいいでしょう。
複素数・面などは、三角関数やベクトルが終わってないと、遠回りになりますので、この後にやったほうがいいでしょう。
微積分は、関数を取り扱う分野ですから、関数の学習が一通りすんでいないと、難しいかも知れません。
もちろん微分は、ただの関数のわり算ですし、関数の「勾配(こうばい・傾
き)」が理解できていれば、そんなに難しいものでもありません。
そして積分も関数で面積や体積を求めるというだけですから、そういうイメージさえ掴めれば、そんなに難しいものでもありません。
ただ、それも公式などをただ丸暗記するやり方では、難しいでしょう。
ベクトルや微積分を難しいと思っている受存生は、教科書や参考書にリストアップされている多くの公式を丸暗記して、それを当てはめているだけで問題を解いていますから、どうしてもそうなります。
丸暗記ですから、忘れたらもう使えなくなりますし、理解も浅いモノになりがちです。
それよりも大事なことは、数学の公式というのは、定義とイメージから導き出されることを知ることです。
たとえば、微分は関数の勾配や傾きを求めているだけです。
ですが、その勾配や傾きというイメージ自体が掴めていないと、何をやっているのか自体がわかりませんから、面白くも何ともなく、理解が止まってしまうのです。
関数の傾きは、中2の一次関数のところででてきますから、そこまでまず戻ってみるのも必要でしょう。
勾配(傾き)とは何か、というのは深遠な問題ですから、完全に理解するのは難しいのですが、イメージさえ掴めればいいのですから、微分で困っているのであれば、まず中2の一次関数まで戻った方が絶対いいと思います。
そしてそれさえわかれば、微分の定義である
f(x) - f(a)
lim????????
x - a
が、単なる傾きの計算であり、様々な関数の微積分の公式は、ここから導出すればいいのだということが、容易に理解できるようになるはずです。
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