ロザン宇治原氏の勉強法に学べ!集中力の使い方。
京大卒・宇治原&大阪府立大中退・菅(すが)の
漫才コンビ「ロザン」
高学歴の二人がなぜ漫才師になったのか、インタビューが載っていました。
1時間しか集中できないなら、かならずそこで休憩
...というのが、印象に残りました。
京大合格のために3時間続けて勉強しようと気負っても、1時間しか集中力が続かないんやから、それで何とかするしかない。
プラグマティズム的ですが、現実というのはそういうものです。
お金がないなら、その状態で何とかしないといけない。
病弱なら、病弱の状態で、何とかしないといけない。
お金がない状態や病弱を改善しようと思っても、これは自分が持っている条件だから、そう簡単には良くならないし、時間がかかる。
コレが何とかなってから次に進もうと思ったら、人生が終わってしまう可能性もあります。
特に「性質」や「法則」、または「性格」のようなモノは、自分の都合によって変えることができませんから、自分がどのような性格で、自分の脳がどういう機能なのか、それを知って、それでもうまく行くようにプランを立てる。
コレが大事ですね。
変え難いものを変えるのは、難しいし時間がかかる事が多い。
コレと格闘することは、泥沼の戦いになりますから、目前の大学合格というゴールに到達するのとは別にしないといけない。
「速読」とか「記憶術」なんかも、速読できるようになってから、記憶術を身につけてから
それから勉強しようと思ってもそれがいつ身に付くかは、分かったもんじゃありません。
そんなことをしているウチに、ドンドン時間がたって、試験直前になってしまうわけです。
だから、そういう技術を習得するのと勉強とは、とりあえずは別個に、並列にやる必要があります。
生きているウチは制約があるのは、あたりまえ。
それに生きている間は、制約があるのが当たり前です。
お金持ちの家に生まれるか、貧乏な家に生まれるか、それだって様々な制約を抱えるわけです。
裕福な家庭に生まれると、制約は多少少なくなるでしょうがそれでも病気やケガ、老いからはなかなか逃れられません。
変な話、男に生まれるか女に生まれるかというだけでも、それぞれ様々な制約を抱えるわけです。
万能の人間というのはいないわけです。
それに早い時期に気づければ、人生は充実したモノになるでしょう。
逆に自分の持つ制約条件とまともに格闘しだすと、人生はあっと言う間にすぎてしまいます。
制約は、克服すべきモノじゃなくて、なんとかかんとかうまくつき合っていくべきモノです。
そしてまた、「制約があるから、工夫が生まれる」わけです。
集中力が30分しか続かないなら、30分以内でできることをやればいいわけです。
30分でできなかったら、一旦あきらめる。
15分しか続かないなら、15分でできる分量に、やることを分ける。
1分しか続かないなら、1分でできることを積み重ねる。
結局それしかないわけですね。