フェイズ3の英語の勉強法
ミキちゃん、今週もフェイズ3の勉強法についてだ。
「ふぁ?い」
数学は、前に言ったとおり、新数学スタンダード演習とか、やさしい理系数学をやればいい。
問題集を一通りやったら、今度は単元をまたいで、各単元の1問目ばかりヨコにやる。
数列・確率・ベクトル・微積分・平面幾何・空間図形それぞれ1問ずつやっていくという形だ。
時間がなければ、実際に問題を解かずに途中でやめてもいいし、あるいは、問題を見て解法だけ言うという形でもいい。大事なのは、問題を見て、解法を思い出すという訓練だ。
これは分かったかな?
「ん?、オッケー」
で、次は英語だ。
英語はこれまで、合格英熟語300の例文を丸覚えして、合格英単語600の単語をチェックしてきたね。
そしてその基礎学力を応用して、センター試験対策の様々な問題に対応できるよう、準備ができてきたはずだ。
だからここからは、志望大学の英語の出題形式に合わせた練習に入る。
具体的には、
- 英文和訳・和文英訳に力を入れる
- 語彙数をCDなどで増やす。
- センター及び2次試験の、リスニング対策
- 志望大学で良く出題される形式に対応
ということになる。
ただし志望大学・学部によって、問題に対する配点はかなり違うから、受ける大学の問題がどういう配点になっていて、自分は何点取るかプランを立ててから望もう。
2次試験対策には、受ける大学によって、準備の優先順位が違う
2次試験対策には、受ける大学によって、準備の優先順位が違うんだね。
受ける大学で出題されないような問題の練習をしても、あんまり意味はない。逆に過去に出題された形式の問題には、すばやく対応できるように、十分準備しておかねばならない。
たとえば東大タイプの入試問題の場合は、
- 要旨要約
- パラグラフ整序
- 英文和訳
- 和文英訳
- 自由英作文
- リスニング
など、いろんな形式の問題があるけど、記号で答える問題は、確実に速く取っていかなければいけない。
なぜかっていうと、記号を選ぶ問題の場合はできないヒトでもまぐれ当たりがあるし、中途半端な知識だと時間を使った挙げ句、間違うというようなこともある。
これだと、時間をロスする上に、適当に書いたヒトより点数が取れない、…なんてことまで起こってくる。
だから時間をかけずに、なおかつ正答を書くには、そういう訓練を積んでおかないとできないんだよね。
東大タイプの、いろんな形式で出題される大学を受けるなら、時間をかけずに答えを出せるよう、十分用意して、練習しないといけない。