合格英熟語300・英単語600から始めましょう!
さて、新3年生の皆さんは、もう受験勉強を始めているでしょうか?
まさかまだまだこれから…なんて事を言っているんじゃないでしょうね?
来春のセンター試験まで、もうたった10ヶ月しかないんですよ!
10ヶ月という時間は、あなたにとって十分長いですか? それとも短いですか?
短いと感じていらっしゃるなら、正常です。
短いと感じるには、ゴールまでの道のりがどのくらいかわかっていて、自分がどの辺を歩いているのか、ボンヤリとでもわかっていると言うことです。
やることに対して、必要な時間が足りないと感じているからこそ、短いと感じるわけです。だから、まあ正常ですね。
逆に「長いなあ…」と感じている受験生は、二通りでしょう。
まず、基礎受験学力が整っている受験生。
こういうヒトにとって、10ヶ月も応用問題ばかり解くというのは、結構辛いかも知れません。
一種のプラトー、スランプ状態に陥ったりして、なかなか学力が上がらないような感覚が続くからです。
こういう人には、これから10ヶ月間は、あまりにも長い時間となるでしょう。
一方、別の意味で「長いなあ…」と感じる受験生。
低い次元でスランプに陥っていて、勉強しても学力が上がらない感覚に陥っている。こういう受験生も、10ヶ月が長く感じられるはずです。
こういう人は、『基礎受験学力』がない。
学校の定期テストで点数は取れるが、模試や実力テストではボロボロ。
ボロボロならまだ課題がハッキリするのでマシですが、点数が大きく上がったり下がったり乱高下して、実力があるのかないのかすら、よくわからない。
こういう人も、何をやって良いのかわからないので、これからの10ヶ月を「長いなあ…」と感じる。
あなたは、どの受験生でしょうか?
何をやるべきかわかっているか?
これからの10ヶ月が短いと感じている受験生には、やることがだいたい見えているはずですので、何も申しません。
そしてまた、基礎受験学力が備わっていて、応用問題レベルでプラトー状態にいる受験生にも、何も申しません。
問題は「何をしていいのか、よくわからない受験生」です。
こういう受験生は、あっちの問題集をやったり、こっちの単語集を覚えたり、ウロウロ、ウロウロ、ウロウロして、10ヶ月過ごしてしまいます。
そんでもって受験本番を迎え、志望校を100ランクくらい落とすか、あるいは玉砕覚悟で志望校を受けて、やっぱり見事に玉砕するわけです。
大学入試というのは、受ける前に内申点で半分決まっている公立高校受験とは、全く違います。
難関大学では、倍率は最低でも3倍。
受験生は、全国からわざわざ大都市に受けにくる。
しかも東大や京大、旧帝国大学や慶應などといった難関大学の場合は、超進学校出身者で、昼寝してても受かるようなヤツがゴロゴロ受験していたりする。
彼らはもうすでに、受ける前から合格席の3分の1くらいに座っているようなもんですから、じつは空いているのは残りの3分の2の席だけ。となると表面上の倍率は3倍でも、実際の倍率は5倍とか6倍とか。
決してまぐれで簡単に合格できるような話では、ないんですね。
そしてこれは、難関大より多少入りやすい大学でも、同様なんです。
何故かというと、上位大学のボーダーギリギリの受験生が、少し易しい大学を滑り止めとして受けにくるから。
そうなると、彼らが今度は昼寝してても受かるようなヤツとして、合格席の3分の1くらいに既に座っているわけです。となると表面上の倍率より、実際の倍率はかなり高いんです。
なぜなら合格席は、3分の2しかないから。
そんな中で、合格英熟語300や合格英単語600レベルの語彙すらまともに覚えていないようなヤツは、受かりません。
あっちの問題集をやり、こっちの問題集をやり、Duoをやり、ターゲットをやり、速読英単語をやり…と、ウロウロしているうちに、夏が来て秋が来て…、そしてセンター試験で失敗して…
この春休みのウチに、合格英熟語300・合格英単語600くらいはしっかりマスターしておきましょう。
ターゲットのような、いつ終わるかわからない単語集はさっさと捨てて、まず合格英熟語・英単語から、始めましょう!