フェイズ3 数学の問題集
やさしい理系数学 (河合塾SERIES)
本書の特徴は別解が多いこと。良問により効率良く学習できることである。1Aから3Cまでの内容になってはいるが、並び順が1A2B3Cとなっているので、文系の人も利用できる。
整数や平面幾何については確かにあまり詳しくはないが、その分野はそれぞれ深い内容を持っているので、このような理系全分野をカバーしたものには載せきれないだろう。それを学びたい人は、ある程度の覚悟を持ってそれを扱った本に取り組めばよい。弱音は吐かないこと。
高校で学ぶ数学は内容も幅広く、すべての分野を学びきるのは難しい。整数や平面幾何などは入試にでる確率が低いなら、捨てるのも手である。完璧にするのは難しいということだ。
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ハイレベル理系数学 (河合塾SERIES)
難関大学を受けるのでなければ必要ない。
内容はもちろんハイレベル理系数学(良問のみ)。
著者は、難問をやみくもにただひたすら解くのではなく、本書で数学力(計算力、発想力、論証力、数学的センス・・長い)を磨いて欲しいと言っている。磨くのに骨が折れるが。でもそれだけ力になっているのだろう。数学で抜群の成績をおさめたい人や、苦労してでも高得点を取りたい人に。
数学が苦手な人には薦めない。余裕で解けるくらいなら数学に関しては東大、京大レベル(そのレベルでも余裕で解ける者は今の時代まれか)。やれるだけやってみましょう。もちろん、やらなくてもよい。
★もっと詳しい情報を→ハイレベル理系数学 (河合塾SERIES)
マスター・オブ・整数?大学への数学
夏休みに入ると急に売り切れ続出になる本のようです。
皆さん常日頃、どこかできっちりカタをつけておかねば、と
考えておられるって事ですね。
タイトルどおり整数問題群へのアプローチの仕方を分類整理し、
吐いて捨てるほどたくさんの練習問題を掲載しています。
特に良いのは1章で、短問ですが体系的で馴らしやすいですね。
文系・理系を問わず避けて通れませんから、バイブルとして持って
おく必要のある本ですが、正直全部に目を通すのは、時間的に無理
でしょうね。
解探ともカブリがあり、1:1が定番になっている現在、そろそろ
東京出版も既刊ムック群を整理統一すべき時に来ていますよね。
もうひとこと。
最後のほうの演習、難問多いね。
とんでもないの入ってるね。