中途半端じゃ、受からない。真っ正面から行け!
私なんか、大学を中退して次に合格するまで5年弱かかりました。
『京大まで行ったのに、卒業できなかったのは悔しい。
だから、もう一度大学に行って卒業しよう』
というただそれだけで、再受験していたのですが、落ちたってなにも失うモノなんて、ないのですよ。
というのも腐っても私は『京大生だった』わけですし、それは大学に再合格しようがしまいが、無くなるものではない。
だから、がむしゃらに合格を目指すほどの熱意はもうなく、それで5年近くもかかってしまったのです。
仮面浪人して、次の年に望む大学に合格するなんて言うのは、よほど今の状態が良くないとか、何が何でもそこへ行かなければならない事情があるときでないと、成功しないんでしょう。
仮面浪人して、翌年念願の大学に受かるのであったら、変な話、初年度から受かってもおかしくないんです。
1年後に合格する道筋が見えているのなら、今年受けても、たぶん受かるでしょう。
そんなもんなんです。
だから、最初から念願の大学を受けるべきなんです。
「今年はまだ準備が整っていないから…」
と、ためらっていたら、来年も準備は整いません。
受験生は受験のプロではないのですから、どこまで行っても準備なんか整いません。
整わなくたって、受かるときは受かるんです。
とにかく志望大学に、真正面から挑戦しましょう。
目指す大学に合格する。
そのために準備をする。
そのために、センター試験を受ける。
ここんところを肝に銘じて、受験してください。
さあ、いよいよ受験シーズンのはじまりです!
小細工なんか考えずに、ドーンと正面から受験せよ
ここ数回、ちょっと暗い話を書きましたが、要するに、<小細工なんか考えずに、ドーンと正面から受験せよ!>
…ってことです。
正面から行くからこそ、テクニックというのは生きるんです。
それをテクニックで、ちょっと楽して…とか思うと、失敗します。
真正面から行ってみて、上手くいかなかったら視点を変えるというのは、アリですが、初めから横からと言うのは、ダメです。
大学受験というのは、怖いです。
何しろ失敗したら、次はまた1年後なんですから。
しかもそうなると、一つ歳を取ってしまう。
同級生に、後れを取ってしまう。
でも、その怖さに真正面に向かわなければ、話になりません。
試験前でイライラしたり、焦ったりするなら、部屋の中でもトイレでも掃除して、落ち着きましょう。
整理や掃除は、心を落ち着かせる最良のワークですよ。