「できるまでやる」は、正しい勉強法
先週はずっと、APIの勉強をしていました。
APIというのは、Application Programming Interfaceの略で、簡単に言うと、何かのプログラムを作るときに、コンピュータを利用するための手続き情報です。
たとえばプレイステーション専用のゲームは、プレイステーションのAPIを使ってゲーム機を動かします。
ウィンドウズ上で動くプログラムも、ウインドウズのAPIを通してパソコンを動かせます。
手続き通りの方法で、たとえばABCという情報を送れば、DEFというレスポンス(反応)が返ってくる、そんな感じのものです。
マイクロソフトはAPIを公開しているので、知識があれば誰でもAPIを使ったツールが作れます。
で、私が何を作っていたかというと、ホテルの検索APIを作って、東京の駅前ホテル情報サイトです。
クリック一つで、駅の近くのホテルや旅館などを見つける事ができて、ここから宿泊の予約をすると、私の財布に十円玉が何枚か入る仕組みです。
前々からこういうサイトを作りたかったんですが、APIとプログラミングの知識が足りなかっので作れませんでした。
しかし仕事が減って、休みがどかっとできたので、挑戦してみたわけです。
で、なんやかや1週間くらいかかって理解してサイトを作りました。
スキルを修得するには、根気と我慢が必要。
実はこのAPIのプログラミング、挑戦したのは最初ではありません。
今までも何度も挑戦していたんですが、ずっと失敗していました。
原因は色々あると思いますが、簡単に言うと根気が足りなかった。
「できるまでやる」
そこまでやっていなかった、、、ってことですね。
実はwebサービスを使ったAPIのプログラミングというのは、プログラミングの中では、かなり簡単な部類に入ります。
簡単なのになぜできなかったかというと、簡単すぎるので説明している書籍が少なかったってことです。
だって
【欲しい情報をURLを使って、APIサーバーにリクエストする】
↓
【返ってきたレスポンスを解析して、欲しい情報だけ取り出す】
↓
【手に入れた情報を並び替えたりして、表示する】
ってだけですから、あんまり複雑なプログラムではないんです。
なので、詳しめの説明が載っている本でも、サンプルコードが載っているだけで終わりです。
プログラミングが分かる人は、それを一目見ただけで、何をどういう手続きでやっているのか簡単に分かりますが、できない人にとっては皆目見当が付かないわけです。
「できるまでやった人」にしかわからない情報というわけですね。
わかるまで我慢、できるまで我慢。
世界中で何億人もの人が理解できてる事なんだから、自分にだってできるはず。
そう思ってにらんでいたら、たいてい分かります。
受験勉強と同じですね。