何が合格と不合格をわけるのか?
東大・京大・早慶などの有名大学用のオープン模試というのもありますが、年に5回もありませんし、行われるのはたいてい夏か秋ですので、練習にはいいかも知れませんが、データ的にはあんまり信用できない。
ましてや、そういうオープン模試のない学校においてをや。
だから偏差値なんか、実はあてにならなかったりします。
合格する人、落ちる人。
となると、何が合格と不合格をわけるのか?
それは、姑息な点数計算と、機転と、割り切りです(^o^)
解ける実力があるのに落ちる人というのは、問題に執着します。
難関大学の数学などは、時間が2時間とか2時間半とかありますので、多少執着しても致命傷にはなりません。
しかし中学とか高校入試では、1時間しか試験時間がありません。
だから機転が利かないと、図形問題で失敗したら、時間がなくなって、そのまま終了時刻…。
何が何でも解く問題と、部分点だけとってあとは捨てる問題の『切り分け』ができないと、時間が足りなくなって、ジ・エンド。
だから難関中高のレベルに来るともう、要領の悪い人間には勝機がありません。
難関中学受験、難関高校受験というのは、残念ですけど、そういう要領のいいヤツでないと、相当難しい。
合格点以上、とればいい。
入試というのは、満点でなければならないわけではありません。
70点とか60点とか、あるいは50点前後でも合格できるような学部もあります。
つまり20%くらいの問題は、やらなくてもいいんです。
入試においては、
・解くべき問題と捨てる問題、・完答問題と部分点を狙う問題
を見極めて、点数を1点でも多く積み上げて合格点以上の答案を作ればいいんです。
だから、たとえば数学5問を120分で解かなければいけないから、1問24分以内に解かなければ…と言うことでは、ありません。
苦手な1問は捨てて、残りの4問のうちから3問完答を目指せば、それでいいんです。
つまり、1問に40分かけても大丈夫。
それで解ければ、合格なんですから。
そう言う風に考えて試験に臨めば、実力通りの結果が出ます。
合格しましょう。