黙念師容 まねることの難しさ

黙念師容 まねることの難しさ

まねることの難しさ

 できるヤツになるために、できるヤツの真似をする。

 

そう決心できたとしましょう。

 

 でもできないヤツにとって、できるヤツの真似をするのは、そんなに簡単な話ではありません。

 

 たとえば私は月に2〜3回程度ですが、とある大東流(だいとうりゅう)の道場に稽古に行っています。

 

が、入門してもう三年以上たつというのに、未だにロクに技がかかりません。

 

 師範がどういう風に技をかけているのか、足はどうしているのか、手はどうしているのか、顔や口はどうなっているのか、私なりに一つ一つ観察しながら稽古しているのですが、それでもまるでできません。

 

 武術の技というのは、命のやりとりにつながるモノですから、そこには相手に気づかれないウチに、技をかけて相手を制する様々な技術があるわけです。

 

だから外見でそれが見えたら、意味はないのですが、それにしてもできない。

 

 私は大学で拳法を何年もやっていましたし、関節技などもたくさん知っていました。

 

合気道だって高校生時代、半年だけですがやっていました。

 

 ヘナチョコですが武術オタクで、色々な本やビデオを集めて、色々なことを知っているつもりでした。

 

が、それでもまるでできないのです。

 

 そもそもまず、入門前は技の原理すらわかりませんでした。

 


黙念師容

 今教わっている師範は大東流では有名な方で、ビデオも何本も発売されています。

 

だから技自体はずっと以前から何度もビデオで見ていたのですが、その原理は皆目見当が付きませんでした。

 

 

 だから入門以前は、「なんでこんな技のかけ方で、人が転ぶのだろう?」
「なんでこんな技で、人が動けなくなるのだろう?」
などと、ずっと思っていました。

 

 また「これって、『受け』が勝手に飛んでるだけとちゃうのんやろか?」と、よく思っていました。

 

実際私のやっていた拳法の演武などでは、技がかかっていなくても『受け』が勝手に自分から吹っ飛んだりしていましたから、それに近いんじゃないかと。

 

 しかし縁あって就職で東京に出てきて、そしてこの師範の会に入門することができました。

 

そして稽古に通ってみて初めて、「ああ、そうか!」「ああ、なるほど!」と思いました。

 

 実際に技を体験し、師範の動きを近くで観て真似をすることによって、徐々にその技の原理が理解できるようになってきたのです。

 

散々ビデオを見直してもわからなかったことが、実際に体験することで、(大まかな理屈だけですが)ようやくわかりました。

 

 中国武術の用語に、『黙念師容』(もくねんしよう)と言う言葉があります。

 

「師の姿を、頭の中に浮かべて、修練せよ」ということですが、師匠がこの技をどうやってかけていたか、この技に関して何を言ったか。

 

そういう師の動きや言動をしっかり目や耳に焼き付け、それを手がかりにすることによって、初めてその技の原理やタイミング、用法などを知ることができるのです。

 

 できるヤツを真似るというのも、それなりの能力と努力が必要なのです。

 


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