女子がまた増えた!
国公立の合格発表が始まりました。
合格した方、おめでとうございました。
残念ながら不合格だった皆さんは、次のチャンスを今度こそモノにしましょう!
京大のwebサイトには、合格発表のトピックスが載っていました。
特に何かおもしろいことが書いてあるわけではありませんが、気になる数字が載っていました。
2006京大合格発表:【 】内は、昨年度の数字
★男女比
男子 2,016名(79.3%)、女子 527名(20.7%)
【男子 2,023名(79.8%)、女子 511名(20.2%)】
★現役・浪人
現役 1,593名(62.6%)、既卒 950名(37.4%)
【現役 1,536名(60.6%)、既卒998名(39.4%)】
この数字を見て、高校生の皆さんは、特に何にも感じないでしょうが、私はとてもビックリしています。
まず、男女比です。
女の子の比率が、また上がりました!
25年前、私が最初に合格した1980年の女子合格者は、200人ちょっとでした。 比率にしたら、10%ちょっと。
私は工学部の石油化学科だったのですが、50人のクラスに女子は3人。
しかも一人は途中で止めてしまいました。(私も結局は中退したのですが…)
そして10年前、私が2度目の大学生活を始めたときは、女子が350人強、比率にして15%強だったように記憶しています。
それがこのごろは500人で20%強…。
かなり増えた上、さらに増える傾向のようです。
男性陣にとっては、とってもうれしい傾向です。
それから現役・浪人の比率。
昔は現役 55%、浪人 45%くらいの比率だったように思います。
それが今は 60% 対 40%。
この傾向が続けば、現役比率が2/3近くになる可能性も、でてきました。
関西の私立中高一貫校が、生徒集めのために進学指向を強めていますが、さらに滋賀や福井などの県では、県立高校から東大や京大に卒業生を送るため、様々な取り組みをしているようです。
たとえば各校から、成績優秀で難関大に進学を志望している生徒を集めて、定期的にセミナーを行っていたり、大学見学をカリキュラムに組み入れるところが増えたり…。
昨今は、受験ノウハウが確立してきて、しっかり受験指導する人間も増えてきたので、素直にちゃんとそれを実行すれば、合格ラインまで学力が上げられるようになったのでしょうね。
ちゃんとやれば、入れるんです、京大。