志望を落として後悔しないか?
模試や一次試験などで、志望校に合格できそうであれば問題ありません。
しかし志望校に届かなそうであれば、どうすべきでしょうか。
合格できなさそうだったら、あきらめる、というのも一つの選択です。
上手く行きそうに無ければ挑戦しない、というのはよくあることなので、そういう選択肢もあります。
しかしもし万が一、志望を落として合格しても、入学してから後悔しそうならどうします?
そういう場合は、玉砕覚悟で志望大学を受けることをお薦めします。
他の受験メルマガでどうお薦めしているかは知りませんが、私は、私の経験から、ハッキリ白黒をつけることをお薦めします。
というのも、「もし本命の学部を受けてたら、受かってたかもしれない…」
「浪人してもう一年勉強したら、受かったかもしれない…」
そんな悶々とした気持ちで、何年も過ごすのは、ほんとに地獄だからです。
親や学校の教師や、予備校の講師は、あなたがそういうモヤモヤを抱えたまま、何年も学生生活を送るかもしれない…なんてことは、心配などしてくれません。
彼らは、生徒や子供を大学に入れてしまったら、もう「我関せず」です。
変な話、あなたの進路を心配しているヒトというのは、あなたが本当にやりたいことなど、どうでも良いのです。
面倒くさいことが片付けばそれで良くて、言ってみれば「自分のために心配している」ってことなんです。
親や教師や予備校の先生には、気持ちはわかりません
私なんか、予備校の先生に散々「無理だ」と言われ、母親には、「志望を変えてくれたら、勉強に必要な金は、全部出したるがな」などと甘いことを言われ、ついそれにのってしまって酷い目に遭いました。
大学に入ったら、予備校の先生はもちろんお役ご免。
そしてあろうことか母親には、約束は、全部反故(ほご)にされました。
勉強することは、全く興味のない分野で、しかもお金はない。
大学に通いつつ仮面浪人して、本命を目指そうとしましたが、ハッキリ言って、浪人時代より何倍もキツくて、立ち往生。
何しろ浪人時代は、ただ新聞配達をしてひたすら勉強するだけでよかったのに、仮面浪人するには大学に通いながら生活費を稼ぎ、さらに再受験のために勉強することになるわけですから、どうしようもありません。
挙げ句の果てに、3回留年して、3年休学して、結局退学。
私の20代は、そうしてムダになりました。
だから、チャレンジを避けて楽な選択をして、あとあと後悔しそうな受験生は、玉砕覚悟で受験して、ハッキリ白黒つけてください。
失敗したら、そこからどうするか考えればいいだけです。
あきらめるか、それとももう一度チャレンジするか。
それでも私のように、10年も15年も人生をムダにすることはないでしょう。
大きな企業も、昔ほど年功序列にこだわらなくなってきました。
第二新卒なんて言って、25?30歳くらいの人間でも、結構採用しています。
また大学にも、いったん社会人になったけれど、勉強したくて大学に来る人も増えてきました。
くれぐれも言いますが、親や教師や予備校の先生には、あなたの気持ちはわかりません。
チャレンジを避けて後悔しそうなら、チャレンジしてください。