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放射線は直接浴びなければ大丈夫

東日本を襲った巨大地震と大津波。
それによって福島の原発が制御不能になり、
大事故になっていますね。

ところがどうも放射能や原発に対する知識が、
若い人を中心にあまりなくて、
50を過ぎたオジサンには
ビックリするような行動に出ている方もいるようです。

原発問題は、80年代にかなりマスコミをにぎわしたし、
スリーマイル島事故やチェルノブイリ事故や
関西の場合は関西電力の原発で放射能漏れがあったりして、
私も何冊か本を読んで知識を持っていましたが、

30代前後の人には、どうもそう言う知識が無くて、
子供を連れて慌てて西日本方面に逃げた人もいるようですし、
雨に濡れるとヤバい(とは限らないんですが)と
チェーンメールを流していらっしゃる人もいました。

だけど放射線って、
直接身体に大量に浴びるようなことがなければ、
すぐに死ぬようなことはないものです。

私の親戚には、広島で原爆に逢って、
爆風によって、体中にガラスの破片が入ったままの
オバサンがいました。

爆風でガラスが刺さってしまうくらいですから、
かなりの放射能を浴びたはずですが、
「ほらほら、ここにまだガラス、残ってるねん」
と腕を見せてくれたりしていました。

私の子供の頃の話ですから、
昭和45年(1970年)ころで、
戦後25年くらいたった頃ですから、
放射能を浴びた後も、25年以上生きていたってことですね。

放射線に関しては、大学時代に
原子炉や放射線の講義などを受けましたが、
直接大量に放射線を浴びなければ、
対処のしようがあると言うことでした。

被爆には、放射線を直接浴びる直接線と、
放射性物質を身体に取り込んでしまう被爆があるんですが、

放射能で即死するのは、
脳に直接大量の放射線を浴びた場合。(脳死)

そして小腸に大量の放射線を浴びると、
1週間後に栄養が吸収できなくなって死ぬ場合(腸死)。

あとは血液を作っている骨が被爆して、
白血病になって死ぬ場合...の三つなんです。

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