9月になりました。
ここからは、基礎力がモノを言う時期です。
夏までに基礎をしっかり固めた人間は先に進めますが、
固められなかった人間は成績が伸び悩んだり、
乱高下してしまいます。
知識に穴があると、必要なピースが揃いませんから、
知識があれば簡単に解けるような問題でも、
解けずに悩むことになってしまいます。
こういうのは端から見ると全くの時間の無駄なんですが、
本人は気が付きません。
基礎トレーニングなどの時間のかかる
うっとうしい作業なしに
実践問題集にあたるほうが力が付くと思っています。
しかし、これは実を言うと全然遠回りです。
たとえば英語でイディオムや構文がわからずに、
英単語だけの情報で英文の意味をとろうとしてみても、
ハッキリ言って時間の無駄です。
合格英熟語300と合格英単語600、それから、
大矢英語の読み方や山口英文法講義の実況中継などで、
英文を読むための知識を身につけておかないと、
まず太刀打ちできません。
学問というのは知識の集合体ですから、
基礎知識なしに理解しようと思ってもムダです。
京大卒芸人のロザン宇治原さんなんかは、
1日11時間以上勉強していたそうですが、
それでも夏休みまでは徹底的に
暗記作業をしていたと言いますから、
土台がしっかりしていないとダメだってわかっている。
成績が伸びない人は、とにかく毎日
基礎力トレーニングから始めてください。
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