カナダは移民を受け入れている国です。
元々イギリスやフランスの植民地だったせいで、
ヨーロッパからの移民でできた国です。
しかもウィキペディアの記述によると、
イングランド系21%、フランス系15.8%、 スコットランド系15.2%、アイルランド系13.9%、 ドイツ系10.2%、イタリア系5%
ということで、まあ本当に色んな国から人間が来ている。
ただし宗教的にはこれらの国の多くは
プロテスタントであるので、共通項があります。
しかしその他にも中国やインドからの移民が多い。
理由は、カナダがイギリスの植民地だったのが原因。
イギリスの植民地の住人は、他のイギリスの植民地に
かなり自由に移民が出来たというのがひとつ。
また苦力(クーリー:肉体労働者)として強制的に
カナダに連れてこられた人々もいる。
なので上記のヨーロッパ系移民の末裔の次に多いのが中国人で5%弱。
カナダの移民条項には家族条項というのがあって、
カナダの永住権を持っている人が家族を呼び寄せる場合、
比較的楽に永住権がとれるので、
今でも中国人移民は増え続けています。
なので今やカナダ第二の都市と第三の都市である、
モントリオールやバンクーバーでは、
すでに白人の人口比が5割弱になっていて、
それでまあ前回の
というのが起こっているわけですね。
カナダの場合、現在はもう家族移民以外は、
- 手に職を持った専門家
- カナダで事業を行いカナダ人の雇用を増やす者
- カナダの企業に投資を行う者
に限って永住権を認めているようですが、
それでも中国や東南アジアからの移民は絶えないようです。
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