難関大学受験　はかせ塾！偏差値無用の勉強法！

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●　お薦めの英語ＣＤ

　２年前は、システム英単語のＣＤを、お薦めしました。

　ただ難点としては、これ、３千円くらいするんですね。

　だからお金のない受験生には、あまり強くお薦めしてきませんでした。

　でも、ここ数年で、またいろんな英単語本や英文本が出てきました。

　ＣＤも、多くの本で付いてくるようになってきましたので、改めて、調べてみたわけです。

　で、実際に調べたのは、

（１）英単語ピーナツ・銀メダルコース（南雲堂・1050円）
（２）英単語センター１５００（東進ブックス・1000円）
（３）システム英単語ver2・ＣＤ（2200円）
（４）安河内・超頻出英文ハイパートレーニング300(桐原書店・1365円）　
（５）英語重要構文４００（東進ブックス・1000円）
　
の５つです。

　渋谷のブックファーストや、神田神保町の三省堂書店でいろいろ本を探したのですが、センター試験から中堅〜難関くらいまでで、これから来春に向けて勉強をし始める受験生に適当なモノを探すと、この５冊になりました。

　もちろん、このほかにも色々あるでしょうが、

・語彙数が少なめ

・受験勉強に支障を来さない程度の語彙・構文・フレーズを習得する

・英単語の羅列ではなく、フレーズ（句）や文として語彙学習できる

という観点から選んだら、こうなりました。

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●　帯に短し、たすきに長し
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　では、それぞれ感想を紹介していきます。

（１）英単語ピーナツ・銀メダルコース（南雲堂・1050円）
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　これは、昨年の１１月頃に紹介した本です。

　紹介した理由は、「今まで覚えた単語を、別の単語集で再確認する」という作業のためでした。

　たとえばシステム英単語で単語を覚えたとしても、受験で出てくるのは、別の文やフレーズで出てくるわけですね。

　だから、同じ単語集だけ使って勉強していると、わかったような気になっていても、実際には使えなかったりするわけです。

　で、シス単に収録されているフレーズとは別のフレーズで収録されているこの本を、ブラッシュアップのために使ってはどうでしょう？

　この本は、ＣＤ付きで1050円ですから、値段的にもお手頃だし…

…という話だったわけです。

　その結果は…

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【語彙を増やすためのＣＤとしては、残念ながら使えません】

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　理由は簡単です。

（×）英語フレーズが１回ずつしか収録されていない
（×）和訳が収録されていない

　語彙を増やすためのＣＤとしては、これでは使えませんね。

　やっぱり、年末くらいに、覚えた語彙を別角度からおさらいするために使った方が良さそうです。

（２）英単語センター１５００（東進ブックス・1000円）
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　次は、ＣＤがなんと４枚も付いていて９５１円という、超お買い得のこの１冊です。

　ＡＢＣＤと４枚のＣＤが付いていますが、Ａ・Ｂは

　英単語・日本語・英単語・日本語

と２回ずつテンポ良く、ポンポンと収録されています。

　２枚のＣＤで、１５００個の英単語が収録されています。

　収録されている英単語も、中堅〜難関大学を受験する人にとっては、あまりにも易しすぎる感じがします。

　何しろ、almostとかpinとかまで載っています。

　2005年センター試験カバー率９８．８％と、腰帯に書いてあります。

　a　とか of が載っていないだけマシですが、なんかこれを聴いていると、かなり時間の無駄みたいです。

　またＣ・Ｄは、本に載っている例文・フレーズのみ収録されています。

　ただし和訳文は収録されていませんので、フレーズで覚えろと言う訳でもないようです。

　リスニングの練習には、もしかしたら使えるかもしれませんが、このメルマガでお薦めしている方法には使えないでしょう。

（３）システム英単語ver2・ＣＤ（2200円）
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　このＣＤは、

　英単語　英語フレーズ　日本語、英語フレーズ、もう一回、英語フレーズ…

と言う風に収録されています。

　英単語は、とにかくフレーズで覚えろ！　と言うわけで、３回もフレーズが収録されています。

　日本語は一回しか収録されていませんが、そこは母国語。すぐに理解できます。

　う＝ん、やっぱりお薦めは、このＣＤやなあ…

　難点はと言うと、本とＣＤを両方とも買うと、３０００円超えてしまうというところくらいかな。

　私的には、『合格英単語６００』＋『シス単ＣＤ』でいいと思いますが。

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（４）安河内・超頻出英文ハイパートレーニング300(桐原書店・1365円）　
（５）英語重要構文４００（東進ブックス・1000円）

については、また次回レビューします。

　こっちは、単語と言うより、英文を覚えるためのＣＤですね。

　英作文の配点が大きい大学を狙う人は、英文を覚えるという作業が絶対に欠かせませんが、そのためにどちらを使えばよいか、と言う話です。

　詳しくはまた、次回です。