センター試験でどのくらい点数が取れるか、
それを推し量るには、まだ一度も解いていない過去問を解いてみるか、
実践問題集を解いてみる必要がある。
しかも解く場所はリラックスできる自宅ではなく
図書館などの公的スペースがよい。
自宅で解くと、リラックスしているので点数は良くなる傾向にある。
しかし着替えて電車やバスに乗り、見知らぬ場所に行って解くと、
同レベルの問題であっても、全然点数が取れなかったりする。
大学受験というのは、基本的に「アウエイ(敵地)」であるから、
そう言う状態をできるだけ再現して解く必要がある。
そしてまた、試験時刻通りに問題を解いてみるのも、
大事なシミュレーションだ。
センター試験というのは、試験と試験の間が長い試験である。
最低でも30分は間隔があるし、間に受験しない科目や昼休みがあると、
2時間前後、ボーっとしている時間ができる。
そしてまた、朝9時から夕方の6時前まで試験があり、
2日間にわたって行われるので、体力的にもかなりキツい。
しかしこのきつさは、実際に体験してみないと分からないものであるから、
一回でよいから試験時刻通りに過去問を解いてみる必要がある。
それによって体調管理やら、事前の準備やら、
周到な準備が必要だと言うことが実感できる。
人間の脳は、必要を感じないことには「やる気」を出さないので、
とにかく一度シミュレーションをやってみて必要性を感じることが大事だ。
それによって「思ったよりできない自分」を発見すれば、
やる気のなさも吹っ飛ぶと言うモノである。
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