夏休みに突入。
受験生は夏が勝負とか言うが、
本当は、「夏までが勝負」。
夏までに、大事な要点をどれだけ覚えられるか。
これが実はあとあと大きな差になってくる。
京大卒芸人、ロザン宇治原君も、
一日11時間以上勉強していたと言うが、
夏まではとにかく暗記に徹したと言うから、
いかに夏までに暗記物を片づけておけるかで、
来春の合格・不合格が変わってくるのだ。
大学受験のフェイズ・局面として、私が考えているのは
- フェイズ1「英語と数学の基本事項をマスターするフェイズ」
- フェイズ2「センター試験で80点取れる実力を付けるフェイズ」
- フェイズ3「2次試験の基礎を固めるフェイズ」
- フェイズ4「2次試験の合格点を確保するフェイズ」
- フェイズ5「センター試験直前フェイズ」
- フェイズ6「本試験直前フェイズ」
ということなのだが、大学受験をするならまず
夏休みまでにフェイズ2まではなんとかクリアーしておきたいところ。
というのも難関大学にたくさん合格者を出している学校では、
それくらいのペースで勉強を進めていて、
夏休みから秋にはもう受験本番に向けて、
学力の充実を図っているはずだから。
なのでベスト・エフォートとしては、
夏休みのお盆前までに、
センター試験で十分な点数が取れるところまで、
しっかり暗記物を頑張っておいて、
あとはそれを復習しながら、
2次の専門科目の学力を伸ばすという形になる。
しかし夏休みやお盆までに
フェイズ2が完了していないからと言って、
先に進むというのはあまり良いことではない。
基礎学力がないのに、発展問題は解けないのだから、
結局、基礎学力を作るために、
さっさと覚えるべき事は覚えるしかない。
これをおろそかにしていると、
来春の合格はないと思った方がよいね。
Pre >
難関大学を受けるなら、このボキャビル本が役に立つ?
Next >
大学受験、受験校の決め方。