おはようございます。受験勉強・御指南役(み)管理人です。
さて2007年度の主要大学・出身校ランキングが雑誌に載りました。
今回はそのお話です。
開成高校、20年ぶりに2冠達成!
まず注目の東大は、1位が開成で170名余、2位が灘で94名でした。
開成は、去年に比べて+50名という大幅増です。
東大はまだ後期試験もありますから、あと十数名は増えるでしょう。
開成・灘は去年が大幅減ですから、昨年たくさん落ちた人が頑張ってしっかり準備した結果、今年合格したと言うことでしょうね。
事実、開成高校の合格者170人中、浪人が60名ですから。
それに加えて、今年はセンター試験が多少難化したので、センター対策をキチンとしている学校や浪人生が、多少有利になって結果として大幅増ということになったのでしょう。
で、その余波は、私学大の合格者ランキングにも影響しています。
というのも、浪人生が増えた影響か、開成はなんと20数年ぶりに慶應大の合格者ランキングでトップになりました。
浪人生になると勉強する時間に余裕ができるので、国公立と早慶の2本立てで試験に臨んでいたのでしょう。
その結果として、開成高校は東大・慶應大の合格者ランキングで2冠王に輝きました。
京大は、公立高校出身者が躍進!
一方、京大の方は、首位はやはり京都の洛南高校でした。
京大は今年から、ほとんどの学部学科が前期試験のみ実施と言うことで、ランキングはこれでほぼ確定です。
で、今年のランキングの最注目は、公立高校の躍進です。
ここ数年、公立高校はランキングの7位以上には入っていませんでしたが、今年はなんと6位から10位までは公立高校です。
滋賀の膳所(ぜぜ)高校とか大阪の天王寺高校とか、京都の堀川高校など、ここ最近京大の常連となりつつある高校が、ランクを上げています。
このあたりのランクに入るには、1校から50人弱の合格者をださねばならないのですが、トップの洛南高校の合格者数は100人余ですから、相当頑張っている。
おそらく学校自体が明確な目標を立てて、進路指導・受験指導をしているものと思われます。
滋賀県なんて、最近こそ大阪のベッドタウン化して都会化して来ましたが、ハッキリ言ってそんなに受験に有利な場所ではありません。 大きな塾や予備校があるわけでもないですし、スゴい先生がいるという噂も聞きません。
有利な点としては、膳所高校がスーパー・サイエンス・ハイスクールに指定されていて、京大になじみがあると言うことくらいでしょう。
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※ 膳所高校の高大連携(京都大学との連携実験や野外実習)
http://www.zeze-h.shiga-ec.ed.jp/Kyoto_univ/2004_kodairenkei_top.htm
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受験前に京大に出入りできるというのは、これは確かに有利な点ではあるのですが、しかしそれだけで京大合格者ランキングの公立高校トップになるわけもありません。
何しろ最近はオープンキャンパスもありますし、京大オープンも京大の教室を使って開催しているそうです。
だから、受験前に京大に出入りする機会は、膳所高校生でなくても色々とあるわけですから。
滋賀県全県から優秀な生徒を集めていると言っても、正味2年半の指導でそんなに簡単に学力を上げることができるとは、思えません。
相当戦略的にカリキュラムを切って、なおかつ地に足をつけた指導をしているのでしょう。
それとも私みたいに、ゲリラ戦法???(^o^)
それはともかく、 大阪の府立高校出身の私としては、京大の合格者ランキングで公立高校が上位にくるのは非常にうれしいニュースです。
日本の将来を担う研究者や人材の育成が、私立高校の教育に大きく依存しているという現状は、明らかに危ういですしねえ。
ではまた次回です。
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