大学受験生が11月にやらねばならないこと


 公立大学受験生が11月にまず何をやらなければならないかというと、これはもう、センターで受験する科目を『 全科目 』再点検することです。


「2次科目の勉強が遅れているのに、センター試験の勉強をやるなんて、できないよ」

「センターでいくらいい点数をとっても、2次の問題が解けなければ、受からないよ」

…なんて考える人もいるでしょう。

 でもこれは合格するためには、必要なんです。


 なぜかというと、これまでさんざん書いてきたように、

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 センターでしっかり点数を取っておけば、二次で少々失敗しても構わない
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からです。


 また、

「センター試験受験科目の全科目? 数学とか英語も?」

「英数は、2次用の勉強しているから、やらなくてもいいんじゃない?」

と言う人もいるでしょう。実は私も受験生時代には、そんな風に思っていました。

 でも、実は、

二次の問題が解けない原因が、基本的な事項の不理解だった

ということが、ひじょ~~~~に、よくあるのです。


『基本事項を覚えている』ということは、問題を解くための最初の条件です!

 問題が、何を問うているのかわからなければ、解くことなんて、絶対にできません。


 そしてそれが、数分以内に思い出せなければ、センター試験では、致命的です。

 センター試験というのは、英語や国語を除けば、殆どの科目が60分で答える試験ですから、基本事項がすぐに出てこなければ、あっと言う間に時間がなくなります。

 どこかに盲点がないか、勉強し忘れているところがないか、センターの準備をかねて総ざらえしておくことが、2次試験の勉強のためにも大事なんです。


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◆ 薄っぺらい問題集で、いいんです!
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 受験生というのは、自分では万遍なく勉強しているつもりでも、かなり偏った勉強をしているはずです。

 ですから、知らず知らずのうちに、自分の「得意な」科目の「得意な」分野の勉強に、熱中してしまうのです。


 あるいは逆に、自分が苦手としている科目の苦手な分野に挑み続け、そこで立ち往生したりしているのです。

 ですから試験の1~2ヶ月前、少なくとも1ヶ月前までに、自分の勉強を一度俯瞰できるように、薄っぺらい簡単な問題集を、一冊全部やってみる必要があるのです。


 いやなに、本当に薄っぺらいもので構いません。

 センター試験レベルのもので「30日完成」とか「30時間完成」とか「10日あればよい」とかいうタイトルの本が、書店に並んでいます。

 それを買ってきて、片っ端からやっていってください。

 集中すれば、一週間も必要ないかも知れません。すぐに終わります。

「えー、、そんなに速く解けないよ~」

と言うかも知れませんね。


 でも、やることは、問題を解く事……じゃあないのです。


 今やることは、
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 どの問題なら自分はすぐ解けて、どの問題が、解けないかを


 「 調 べ る !!」 だけ なの です!

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 調べるだけなら、一週間もあれば十分なはずですよね?

 調べるだけなら、2次対策の勉強も、並行してできるはずですよね?

 英単語の復習で、覚えている単語と覚えていない単語を調べるのと、同じです。

 とにかくセンター試験の範囲の問題を一通りやっておきましょう。

 チェックを怠って、一年間勉強してきたことをムダにしないよう、心してかかってください!