東大・京大は、難しくない2
私は、ハッキリ言って高校時代、さほど成績がよくありませんでした。
年に一人か二人、京大に合格する程度の大阪府立高校の、真ん中くらいの成績の生徒で、高3の時に、阪大を受けたいと担任に言うと「相当運が良ければ、万が一受かる…ちゅうくらいやな」と言われました。
予備校でも京大はE判定でしたし、京大を受けたいというと、即座に「無理」と言われたくらいです。
でもなぜか一浪後に京大(工)に合格してしまいました。受験というのは、そんなもんなんです。
少し考えてみてください。学区内トップの高校でも、全員が難関大学に合格するわけではありませんよね?
中学時代にオール5の成績で学区トップの公立高校に進んでも、東大や京大
に合格できる人は、本当にごくわずかです。
東京都立や大阪府立の学区内トップの高校なら、東大や京大に十人前後は送り込めるでしょうし、二番手校でも、旧帝大や医学部に十数人程度は送り出せるでしょう。
こういう高校は、学校のカリキュラム自体が受験向きになっていますし、公
立だからといって旧帝大にも進学させられないというのは、恥だと思っているきらいもあります。
でも、その他の県の公立高校では、なかなかそうも行かないのが、現状のようです。
神奈川では、中学でオール5を取らないと行けないような公立高校なのに、東大に行く人が年に数人いるかどうかと言いますから、中学でいくら成績がよくても、東大・京大には全然届かない。
それに大学受験というのは、先行逃げ切り型よりも、追い上げ型の方が成功しやすいものなのです。
「自分はできる」と思ってのんびり勉強している人より、「全然できないから、最後の最後まで精一杯やろう」という人の方が、成功するのです。
そういう人は、基礎受験学力が整った瞬間、急激に学力が伸びて合格します。
「自分は、そこそこできている」と思った瞬間、その人は落ちます。
難関大学入試というのは、志願者の3人のうち2人は落ちる試験ですから、甘えたり、途中でくじけたりしていたら、その時点で合格は遠のきます。
受ける前に半分合格が決まっているような高校受験とは、まるで次元が違います。そこのところをしっかり認識しましょう。
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高校での成績は、関係ない!
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大学受験に関して、学校での成績を気にする方がいます。
中学から高校へ上がるとき、決め手は内申点でしたし、推薦で高校へ行く人の決め手も、やっぱり内申点だったから、同じように高校での成績が悪かったから、いい大学には入れない…と、そう考えるのも当然かも知れません。
けれど大学の付属高校ならいざ知らず、大学と関係のない普通の高校では、内申点なんか、なんの参考にもされません。内申書には数字が書いてさえあれば、それでOKてなもんです。
なぜなら、高校くらいになると、授業のレベルが、学校によってまるで違うからです。
公立高校なら一年生で、高一の単元をやるのかと思いきや、半年以上中学の復習をやっている高校もあります。逆に中高一貫校の進学校では、高一ではもう高二のベクトルだとか加法定理だとかをやっています。
同じ年齢で、これだけやっていることが違えば、内申書の点数なんて、参考にはできません。だから難関大学に入るには、結局入試で合格点をとるかどうかだけなのです。
なぜなら、高校くらいになると、授業のレベルが、学校によってまるで違うからです。
公立高校なら一年生で、高一の単元をやるのかと思いきや、半年以上中学の復習をやっている高校もあります。
逆に中高一貫校の進学校では、高一ではもう高二のベクトルだとか加法定理だとかをやっています。
同じ年齢で、これだけやっていることが違えば、内申書の点数なんて、参考にはできません。
だから難関大学に入るには、結局入試で合格点をとるかどうかだけなのです。
合格点よりいい点を取れば合格、そうでなければ不合格。非常に単純です。
そして、高校での席次も、まるで関係ありません。
灘や開成などといった超進学校でも、席次が良ければ合格できるわけではありません。
席次だって、それは自分の高校内での順位であって、全国からやってくる受験生の席次ではありません。
全国規模の模試での順位も、実際の試験には山ほど伏兵が現れますから、1人抜いた、2人抜いたは、まるで意味がありません。
さらに寒い一月二月に、初めて行くような大学の講義室で、緊張しながら入試問題を解けるかどうかが合格を決めるのであって、夏や秋に模試でどんなに良い点を取ったとしても、関係ありません。
入試で、合格点より一点でも多くの点を取ること。これしか、難関大学に合格する手はないのです。
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●難関大学を志す受験生は、試験直前まで学力が伸びる
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難関大学に合格しようと志している受験生なら、きっかけさえあればすぐに学力が伸びる状態にあります。
難関大学合格を目指す受験生なら、解きたいけど解けない問題を、常にいくつも抱えていることでしょう。
ところがそう言う状態でも、解きたいと思っているなら、きっかけ一つで解けるようになることがあるのです。
たとえばベクトルがダメだとか、行列がダメだとしても、それに何度も取り組んでさえいれば、ある時、突然わかったりするのです。
そのきっかけとは、たとえば新しい参考書を読んでみたとか、模試の解説を読んでひらめいたとか、かも知れません。
あるいは、できる友達と話しているうちにヒントをつかんだとか、塾の先生の解き方を見ているうちに、その背後の意味がわかったとか、かも知れません。
物事には、さまざまな切り口がありますから、習った切り口とは別の切り口から見れば、案外スッキリ理解できるなんてことは、しょっちゅうなのです。
そして解きたい問題を抱えている受験生なら、きっかけさえあれば、今まで抱いていたさまざまな疑問がたちまち氷解し、それ以降は似た問題なら、あっと言う間に解けるようになってしまうものなのです。
そうなると、入試でとれる点数も十点や二十点はすぐに上がってしまいますから、半年前、まるで意識もしていなかったような受験生が、競争相手になって登場してくることになります。
そして逆に言うと、模試で成績が悪くても、合格判定が悪くても、行きたい大学があって、それを何年でも目指す決心があるなら、試験直前でも学力が伸び、合格できることだってあるのです。
大学受験に関しては、勝負は競争相手ではなく、合格点であると考えましょう。
そして試験終了の一秒前まであきらめない、そういう努力をしましょう。


