開放経済

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開放経済記事一覧

小国開放経済へのプロローグ

 しばらくご無沙汰いたしました。就職のために横浜に引っ越していたモンで。 今後は週一回の発行ペースを何とか守りたいと思っていますが、いろいろ勉強しないといけないことがたくさんあって、どうなることやら、、、、 その場合はご勘弁願います。 ----------●読者の方からお便りを頂きましたので、紹介さ...

小国開放経済へのプロローグ

 

小国開放経済における貯蓄Sと投資I

----------■開放経済における国民勘定の恒等式(前回の復習)---------- 閉鎖経済における国民勘定の恒等式は、 Y(総生産)=C(消費)+I(投資)+G(政府購入)であった。 すなわち国内で生産したモノはすべて国内で消費するというわけである。 だが小国開放経済では外国との取引が経済で...

小国開放経済における貯蓄Sと投資I

 

経済政策と貿易収支

----------■基本式(復習)---------- 国民所得勘定の恒等式を変形すると、 NX =Y−(C+I+G)となる。 また国民貯蓄SとはGDPから消費Cと政府購入Gを差し引いたモノでS=Y−C−Gであるから、これを上の式に代入すると、 S−I=NXである。 このS−Iを特に「対外純投資」...

経済政策と貿易収支

 

為替レート

----------■自国の通貨で外国のモノが買える不思議。---------- 日本の貨幣である「円」で、日本国内で生産された財やサービスを購入できるというのは、さほど不思議ではない。 だが日本の「円」でアメリカの製品を購入できるというのは、非常に不思議な話である。 というのももし、あなたの会社に...

為替レート

 

実質為替レートと政策

        最近(?)のおさらい------------------------------------------------------------      --------------------------------      ■「貿易黒字」=「対外純投資」■      ------...

実質為替レートと政策

 

貿易政策の効果と名目為替レート

 所得勘定の恒等式:Y=C+I+G+NX から、    NX = Y−(C+I+G)       =(Y−C−G)−I  ここで国民貯蓄S(公的貯蓄+民間貯蓄)=Y−C−Gなので       = S−I また消費Cは可処分所得Y−T(税金)の関数で、Y−Tが増えるとC=C(Y−T)も増えるという順相...

貿易政策の効果と名目為替レート

 

名目為替レートと購買力平価

----------■名目為替レート---------- さて実質為替レートがどう動くかはわかったが、実際に取り引きされるのは「名目為替レート」で、である。 今日の為替レートがどうなっているかはよくわからないが、1ドル=105円というレートなら、その名目レートで貨幣を交換しなければならない。 では実...

名目為替レートと購買力平価

 

ラージ・オープン・エコノミー

 さあ、いよいよ長期分析は「大国開放経済」です。 大国開放経済というのは、その動向が世界金利 r* を変化させるような大きな影響力を持つ経済という意味で、アメリカとか日本とかEUなどという経済を考えてもらえばいいでしょう。 もちろん「大国」というのはラージ・オープン・エコノミーに日本語を充てただけな...

ラージ・オープン・エコノミー

 

大国開放経済と政策

----------■国民所得勘定など(おさらい)---------- Y=C+I+G+NX 国内の実質利子率:r 世界の実質利子率:r* 実質為替レート:ε(イプシロン) 純輸出:NX(ネット・エクスポート) 対外純投資NFI 国民貯蓄:S=Y−C−G       よってNX=S−I 実質為替レー...

大国開放経済と政策

 

大国開放経済と投資需要

■国民貯蓄と貿易赤字---------- 前回は、政府が政府購入を増やしたり減税したりした場合の影響を考えた。 この場合国民貯蓄Sは減少し、S=I(r)+NFI(r)とrが逆相関関係であることから実質利子率rは上昇する。 実質利子率rが上昇すれば金を借りても儲かる事業が減るが、高金利に引かれて資金は...

大国開放経済と投資需要