マクロ経済学/マンキューも読むのでR!

インフレと失業~フィリップ曲線

インフレと失業~フィリップ曲線

インフレと失業~フィリップ曲線

/Let's Challenge Economics!/Macroeconomics/N.Gregory Mankiw/
mag2 ID:25929

         マンキューも読むのでR!
   
          第59回(2001/05/16)
 
        総供給(6)

       「インフレと失業~フィリップ曲線」

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/Let's Challenge Economics!/Macroeconomics/N.Gregory Mankiw/
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 何だか休んでばかりで申し訳ない。
 パチスロで大負けするのに忙しくて(^_^;)

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      インフレと失業~フィリップ曲線

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■フィリップ曲線
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「貨幣はなぜ価値を減らしていくのか?」

 ロバート・ソローは1970年の高インフレについて述べた。

「それは我々がインフレーションを予想する結果インフレーション
が生じ、インフレーションが生じたから次もまたインフレーション
が起こると思うからである」 

 人々がインフレを予想し、そしてその結果インフレが起こる。

 インフレが起こるから、人々はまたインフレが起こるだろうと考
えて行動する。インフレーションは、そういう「慣性」を持つ。

 だがしかし、インフレ率に影響を及ぼすのはそれだけではない。

 たとえばオイルショック。

 石油産出国が一斉に石油価格を四倍に値上げしたら、世界中がえ
らいインフレになった。

 トイレットペーパーは店頭から姿を消すし、砂糖やカップラーメ
ンも値上がりするし、、、

 アメリカの物価もオイル・ショックによって上がり、インフレ率
を10%以上押し上げた。

 そういう供給側のショック(サプライ・ショック)もインフレ率
に大きな影響を及ぼす。

 だからインフレ率をπ(パイ)とし、予想されるインフレ率をπe、
サプライショックをε(イプシロン)とすると、

  π = πe + ε

となる。

 もちろんεは、正の値をとる場合と負の値をとる場合がある。

 オイルショック後、石油の過剰生産によって石油が暴落したが、
このときインフレ率も大幅に下がった。ε<0だったからである。


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■失業率とインフレ率
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 失業率とインフレ率は、短期的にはトレード・オフ(片方が上が
ればもう一方が必ず下がる)の関係にある。

 つまりインフレ率πが低いと失業率Uは高くなり、インフレ率π
が高いと失業率Uは低くなる。

 このカラクリは、この前述べた。

 インフレによって貨幣の名目的価値が下がり、労働者の実質賃金
率が下がる。

 企業は実質賃金が下がると同じ名目賃金でも労働者をたくさん雇
えるようになるから、その分生産が増える。つまり、

「インフレ → 実質賃金の低下 → 失業率の低下」

ということである。

 逆にデフレだと、

「デフレ → 実質賃金の上昇 → 失業率の上昇」

となる。

 でここで自然状態の失業率をUn、現実の失業率をUとすると、
β(U-Un)がインフレ率とトレード・オフの関係になり、イン
フレ率πはここで

  π = πe - β(U-Un)+ ε (β>0)

と表されることになる。

 この式を「フィリップ曲線」と呼ぶ。

 インフレ率π
  ↑
  |  \    
  |   \
  |    \
  |     \
  |      \
  |       \
  |    
 0 ―――――――――――→ 失業率U

 フィリップ曲線は、総供給曲線 Y=Y^+α(P-Pe) と同値
である。

(つづく)
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          今週の・・

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 マレニヨムの方は読者数が50人くらい減ったのに、何故かこっ
ちは増えている。なんでやろうか?


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