マクロ経済学/マンキューも読むのでR!

総供給曲線・まとめ

総供給曲線・まとめ

総供給曲線・まとめ

/Let's Challenge Economics!/Macroeconomics/N.Gregory Mankiw/
mag2 ID:25929

         マンキューも読むのでR!
   
          第58回(2001/04/25)
 
        総供給(5)

          「総供給曲線・まとめ」

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/Let's Challenge Economics!/Macroeconomics/N.Gregory Mankiw/
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 総供給モデル、何だかよく分からなかったので、インフレの話に
入る前に復習することにします。


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         総供給曲線のまとめ

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■総供給モデルの「?」
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 戦争とか大災害でもなければ、総供給Y(=GDP)が大きく減った
りするということは考えにくい。

 そしてまた財やサービスの供給力というのは、生産関数F(L、K)
で示されるように、労働力と生産に利用可能な資本(土地や機械)
によって上限が決まっているし、それを消費する側の消費レベルも
同じく上限が決まっているから、突然総供給が倍に増えたりという
こともまずない。

 だから総供給というものは長期的には「一定」で、IS-LM曲線を
導出するときも長期的総供給'LRAS'は物価水準Pによらず一定であ
るという仮定を置いていた。

 グラフにすると、

 物価水準P
  ↑
  |     |
  |     |
  |     | 
  |     |
  |     |
  |     |LRAS
  |    
 0 ―――――――――――Y(所得・総生産)

という感じで、垂直に立つ。

 そして一方短期的には「価格が硬直的」であるという仮定から、
短期的な総供給'SRAS'は、下図のように水平になる。

 物価水準P
  ↑
  |     
  |     
  | ――――――――――
  |          SRAS
  |     
  |     
  |    
 0 ―――――――――――Y(所得・総生産)

 一方が垂直で一方が水平、じゃ実際は? ということになるが、
中間的な期間で考えると短期的な視点の「価格が硬直的」というの
が少し怪しくなる。

 短期的には価格水準は硬直的であると言うけれど、野菜や魚と言
った生鮮品は毎日のように価格が変わる。

 同じ労働投入量・資源投入量で生産した財やサービスでも、ライ
バル企業との競争が一度生じると、電話会社や牛丼屋の値下げ競争
のように毎日のように価格が変わる。

 つまり本当は短期的に考えても
「すべての財やサービスの価格が硬直的」
であるという仮定は置きにくい。

 上がるとなると殆どの価格が上がる方向に動くし、逆に下がると
なると多くの価格が下がる方向に動く(コスト・プッシュ・インフ
レやデフレ・スパイラル)から、おしなべて価格が硬直的であると
いう仮定も怪しくなる。

 じゃあ総供給って一体何に影響されて決まるんや? 
 じゃあ価格水準Pと総供給量Yの間の関係はどうなるんや?

というのが前回までの四回分の話であった。

 そうやったのか、知らんかった!(笑)という感じである。


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■総供給モデル
----------
 
 総供給モデルは自然状態による生産量Y^から、実際の生産量
Yがどれくらい乖離しているのかという観点から考える。

 つまり失業率が自然失業率程度であるような状態での生産量
と比べて、どのくらいズレているかという風に見るのである。

 で、実際の価格水準Pに生産量Yが対応するのと同様に、自
然率における生産量Y^に価格水準Peを対応させてみる。

 自然率状態における価格水準とはつまり、人々が想定してい
る価格水準で、これを期待価格水準と呼ぶことにする。

 YとP、Y^とPeが対応するなら、関数的には
 ∂y/∂p = α となる。

 そういうわけで
 Y:生産量 Y^:自然率水準の生産量
 P:価格水準 Pe :期待価格水準
としたときに、総供給モデルは
 Y=Y^+α(P-Pe)  α>0
となるわけである。

 物価水準P
  ↑
  |       / Y=Y^+α(P-Pe)
  |      /
  |     /
  |    /
  |   /
  |  /
  |    
 0 ―――――――――――Y(所得・総生産)


(つづく。次回はフィリップス曲線)
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          今週の・・

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 雷波少年の「鉄棒少女」、ずっと見ているけど面白い。
 逆上がりもできない22歳の女のコが館詰になって大車輪に挑戦す
るという企画だけど、以上におっとりとした性格の羽田美香さんが
一つ一つのステップの達成・失敗ではしゃいだり落ち込んだりする
様が、困ったことに笑える。
 しかもどこまでが演技でどこまでが素なのかよくわからないし。
 しかし森末慎二扮する「大車輪仮面」の指導が適切なのか、たっ
た三ヶ月で逆上がりどころかもう大車輪の何歩か手前までの段階ま
で来てるんやな。
 自分よりもう上だ。
 努力する才能を持った人間、ゆめゆめ侮る事なかれ。


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