マクロ経済学/マンキューも読むのでR!

経済変動の説明

経済変動の説明

経済変動の説明

/Let's Challenge Economics!/Macroeconomics/N.Gregory Mankiw/
mag2 ID:25929

         マンキューも読むのでR!
   
          第47回(2001/02/08)
 
        総需要(6)

           「経済変動の説明」

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 メルマガです。テキストとしてグレゴリー・マンキュー箸の
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/Let's Challenge Economics!/Macroeconomics/N.Gregory Mankiw/
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          経済変動の説明

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■IS-LMモデル
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 IS曲線: Y  = C(Y-T)+I(r)+G
 LM曲線:M/P = L(r、Y)

 IS曲線は、財やサービス市場の均衡を表し、利子率rと所得Y
は逆相関の関係にある(グラフは右下がり)。

 LM曲線は実質貨幣残高市場の均衡を表し、利子率rと所得Yが
順相関の関係にある(グラフは右上がり)。

「物価水準が{一定}の場合」に、短期的な所得Yと均衡利子率r
が決定される、、、というのがIS-LMモデルである。

<均衡利子率と所得>

利子率r
 |  \    /LM曲線
 |   \  /
r*|    \/
 |    /\
 |   /  \
 |  /    \IS曲線
 |    
  ―――――――――――Y(所得・総生産)
0      y*

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■財政政策の変化(政府購入Gの増加)
----------

 政府が財政政策を変えた場合を考える。

 政府が積極的な財政政策をとり、政府購入ΔGを増やしたとする。

 この場合、ケインジアンの交差図からΔG/(1-MPC)だけ国内
所得Yが増加する。因みにMPCとは、限界消費性向である。

 で、これはIS曲線を右にΔG/(1-MPC)だけ分、シフトさせ、
よって利子率rも上昇する。

 減税も同様に-ΔT×MPC/(1-MPC)だけ右にシフトさせる。


利子率r
 |  \   \/LM曲線
 |   \  /\
r*|    \/  \
 |    /\   \IS"
 |   /  \
 |  /    \IS
 |    
  ―――――――――――Y(所得・総生産)
0     y0 →y"

----------
■金融政策の変化
----------

 金融政策の変化は、LM曲線に影響を与える。

 貨幣供給量Mを増加させることを考えた場合、M/Pは当然増加
することになる。

 そうなるとLM曲線は右にシフトし利子率rが下がる。

 利子率rが下がると投資を刺激し、その結果財やサービスへの
需要が拡大する。


利子率r     LM
 |   \  /
 |    \/   /LM’
r*|    /\  /
 |   /  \/   
 |  /   /\
 | /   /  
 |        IS 
  ―――――――――――Y(所得・総生産)
0     y0 →y"


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■財政政策と金融政策の相互作用
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 財政政策と金融政策は、何を一定に保つかで反応が異なってくる。
 場合としては次の三つである

(1)貨幣供給量Mを一定に保つ場合
(2)利子率rを一定に保つ場合
(3)所得Yを一定に保つ場合

■貨幣供給量Mをを一定に保つ場合:

 中央銀行は貨幣供給量を一定に保っている場合、LM曲線は変化
しない。このとき政府が増税するとすると、IS曲線は
  Y = C(Y-T)+I(r)+G
だから、所得Yは減少する方向に進みIS曲線は左にシフトするこ
とになり、この結果、所得Y利子率rともに減少することになる。


■利子率rを一定に保つ場合:

 増税によってIS曲線が左にシフトする場合に利子率rを一定に
保とうとすると、金融政策(利子率を保つと言うこと自体金融政策
だけど)によってLM曲線を変化させねばならないことになる。

 IS曲線のシフトによって利子率は下がることになるから、この
ときLM曲線を利子率rの下がる分だけ上昇させなければならず、
そのために貨幣供給量M(実質貨幣残高M/P)を減らすことにな
る。
 だがしかし、結果として所得Yは減少することになる。


■所得Yを一定に保つ場合:

 増税によって所得Yは当然減る。だからその分を増やす方向にL
M曲線をシフトさせる方向に進めれば、所得Yを一定に保つことが
できる。

 LMを右にシフトさせるには、貨幣供給量M(実質貨幣残高M/
P)を増やせばよい。だがしかし、この時利子率rは下がるという
ことになる。


(つづく)

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           今週のメール

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■Nさんからのおたより
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 大学で経済学を学んでいる学生です。

 学校の教科書が『マンキューマクロ経済学Ⅰ入門篇』なので、試
験勉強にそちらのホームページが役立ちました。

 質問なんですが、こないだの後期試験でちょうど『マンキューマ
クロ経済学Ⅰ』の296ページの応用問題6番が試験に出ました。

<問題>
 連邦準備が次の二つの代替的な金融政策を考えているとしよう。

・貨幣供給を一定に保つ。
・利子率を一定に保つように貨幣供給を調整する。

 IS-LMモデルにおいて、次のような場合どちらの金融政策がより
よく産出量を安定化させるか?

1.経済に対するあらゆるショックが財・サービスへの需要の外生的
変化から起きる場合。

2.経済に対するあらゆるショックが貨幣への需要の外生的変化から
起きる場合。

 この問題がどうしてもわからなかったので、もしよければ解答を
教えてください。よろしくお願いします。

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※※※

 うーん、これは次回の話題ですね。次回に考えさせて下さい。


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